アメジストのチェーンリングを作りました。
今回、アメジストのチェーンリングを眺めていたとき、ふと子どもの頃のことを思い出しました。
幼い頃、私が大切にしていたもののひとつに、**「童音社のおはなしコンサート」**がありました。
絵本とレコードがセットになったもので、シンデレラや白雪姫、桃太郎など、いろいろなお話が入っていました。
レコードから流れてくる音楽や歌、登場人物の声を聞きながら絵本をめくっていると、動かないはずの絵が、頭の中では動き出していました。
まるで絵本の中に入り込んで、その物語の世界を一緒に体験しているような感覚。
私は、その世界が大好きでした。
以前のブログにも、「童音社のおはなしコンサート」の思い出を書いています。
【童音社 おはなしコンサートの思い出】
その中でも、私が特に好きだったお話のひとつが、**「アラジンの魔法のランプ」**でした。
このお話には、ランプの魔人だけではなく、指輪の魔人も登場します。
ランプや指輪をこすると、それぞれの魔人が現れて、アラジンの願いを叶えてくれるのです。
ランプの魔人は、勢いよく、
「ご命令くだされ、私はランプの~♪」
と歌います。
一方、指輪の魔人は少し気弱な感じで、
「およびでござ~いますか、私は指輪の~♪」
と歌うのです。
この二人の魔人の登場の仕方が違うところも、子どもの頃の私は好きでした。
そして、アラジンがお願いをすると、
「かしこまりま〜した。」
と応えて、願いを叶えてくれます。
今でも、その歌や声の感じを思い出せるくらい、私の中に残っているお話です。
そんなことを思い出しながら、ふと、
子どもの頃の私は、まさか大人になった自分が、天然石を使って指輪を作るようになるなんて思っていなかっただろうな。
そんなことを考えました。
あの頃は、物語の中に登場する指輪を見ていた私。
そして今は、自分で天然石を選び、指先に寄り添うリングを作っています。
もちろん、子どもの頃の「指輪の魔人」がきっかけで、今のチェーンリングを作っているわけではありません。
それでも、今回アメジストのチェーンリングを作ったことで、遠い昔の記憶がふっとつながったことが、なんだか不思議で、少し嬉しく感じました。
子どもの頃に好きだったものや、心が動いたことは、忘れてしまったように思っていても、どこかに残っているのかもしれません。
そして、何十年も経った今になって、思いがけないところで、また出会うことがあるのかもしれません。
今回のアメジストのチェーンリングも、そんな記憶を思い出させてくれた作品のひとつになりました。
紫色のアメジストに、シルバーのチェーン。
指先につけると、チェーンの柔らかな動きとともに、天然石がそっと揺れます。
子どもの頃に物語の世界に入り込んでいたように、身につけることで、ほんの少し心が楽しくなるような。
そんなリングになっていたら嬉しいです。
アメジストのチェーンリングは、Creemaにてご覧いただけます。
3種類のデザインをご用意していますので、よろしければ、それぞれの雰囲気も見てみてください。
