お地蔵様

感謝したこと

道にあるお地蔵様を見ることがあると思います。また、お寺などにもたくさんのお地蔵様がある場所もあるので行ったことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。お地蔵様の存在やどう接していいのかとふと疑問を思ったので紹介したいと思います。

お地蔵様について

お地蔵様の本当の名前は、地蔵菩薩といいます。地蔵菩薩とは、人を苦しみから救ってくれる仏様です。日本には、奈良時代にインドから中国を経由して伝わったされています。民衆の苦しみから救ってくれる存在として平安時代後期から信仰されました。

お墓に祀られているお地蔵様とは

お地蔵様は、六道(地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道)という人間が亡くなった後に行くという世界を回って救済されるという一面もあるので、お墓参りに行くとお地蔵様があるのは亡くなった故人を守ってくれているのです。

道にいるお地蔵様とは

お地蔵様は、生きている子どもと不慮の事故で亡くなった子どもを守ってくれています。

旅の安全を守ってくれるとも言われています。昔は、村に旅人から疫病などが入ってこないようにという意味でも祀られていたようです。

お地蔵様のご利益

ご利益としては、心願成就、健康運、出世、子宝、安産、子育て、五穀豊穣、交通安全、厄除け、滅罪、懺悔、現世安穏、無病息災、五穀豊穣、子供守護、水子供養、先祖供養など多くあります。

お地蔵様を見かけたら

道にあるお地蔵様は、子どもの安全を守ってくれるとともに亡くなったお子様の魂を供養するために祀られていることもあるので、手を合わせるか会釈をするなどが良いようです。その祀られている根拠が確かではないところではお願い事ではなく、見守っていただいていることに感謝の気持ちを持つことが大切です。

知らないお地蔵様に手を合わせてしまうと悪いものが憑くのではないかというお話もありますが、万が一憑いたとしてもお地蔵様がその場でお祓いになるので心配ないそうです。

お地蔵様の有名な場所

私が行ったことがある有名なお地蔵様は、京都にある 華厳寺で別名鈴虫寺にある「わらじを履いた幸福地蔵様」です。願い事一つだけを叶えてくれるとても有名なお地蔵様です。わらじを履いているのは、ひとりひとりの家に訪ねて願い事を叶えてくれるからだそうです。

願いが叶ったら再度お寺に行き、感謝を伝えて新たな願い事をすると良いそうです。

お地蔵様の真言の唱え方

オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」と一般的には三回唱えると願い事が叶いやすくなるそうです。奇数で唱えるといいと言われています。